大多鬼丸さんの首塚に挨拶に行きました

あけましておめでとうございます。
『福島魂’sファイヤー』代表プロデューサーの『ふくしま姉魂』です。
いつも『お姉ちゃんがついてっぱい!』放送をご視聴の貴方、
地域密着バラエティ『スピリットお姉ちゃんシリーズ』を応援くださっている
貴方様へ新春の寿ぎを申し上げます。
どうぞ本年も『福島魂’sファイヤー』をよろしくお願い致します。

さて、昨年末の12月28日、大多鬼丸さんの首塚に挨拶に行って参りました。
それというのも、『お姉ちゃんがついてっぱい!』のメインヒロインの1人、
『王多鬼(おうたき) ヒムカ』姉さんに『大多鬼丸』さんの末裔という設定を
頂くためでした。

【滝根町観光協会による首塚の紹介】

『王多鬼ヒムカ』姉さんの構想が固まった昨年夏から、
「年内には必ずご挨拶に伺います」とお約束しており、
2014年からはいよいよ実制作が始まるので、
この日に決行。

それまで、行こうという日に限って、悪天候だったり、急用が入ったり、
体調が悪くなったりとアクシデントが不思議と重なって延び延びに。

既に大雪も降っていたので、天気から言っても年内はもう28日しかないと、
単独アタックをかけました。
首塚は大滝根山の西斜面の『仙台平』(標高870m)にあります。

【仙台平を紹介されている『行ってみたい!!と思わせ隊』様のBlog】

『行ってみたい!!と思わせ隊』様のBlogをご覧になった方は、
お分かりと思いますが、オンシーズンでこの景色。
大雪が降っているオフシーズンに行くのは・・・・・・。

前日まで積雪。当日も吹雪。
が、首塚のある仙台平に向かうにつれて、天候が回復してきました。
冠雪し、凍結したクネクネ道を、軽自動車で行くという無謀な挑戦。
ギアをローとセカンドに切り替えて登ります。
(帰りはローギアでエンジンブレーキで下るしか無かったです。
急カーブで凍結しているので、ブレーキぺダル踏むとガケ下に滑り落ちる
可能性が・・・・・・。エキサイティングな体験でした)

興味がおありの方はgoogleマップで『仙台平』を検索して下さい。
冬季に行く場所では無いのがお分かりのことと思います。

さて、行ける所まで車で行きましたが、首塚のある展望台までの
約1.5kmほどの道は完全に雪に埋もれて無理なので、
車を置いて徒歩で向かうことに。

既にこの時点で、無謀なチャレンジをしていることを充分認識していました。
よっぽど帰ろうと思いましたが、そう思う度に天気が回復していく・・・・・・。
行く手の吹雪が目の前で止んでいく、雲が開けていく、快晴になっていく、
という現象。

「待たれている」
という感覚。

膝まで雪に埋もれながら、山を登っていきました。
どこまでが道で、どこからが崖なのかわからない白銀の世界。
さすがにふとももまで雪に埋りだすと、もう無理だ。
帰ろうかなと思いましたが、
「行ける所まで行って、ダメなら帰ろう」と。
「そこまで行ったら、何とかお分かり頂けるだろう」と思い、
再び歩き始めました。

山を登っている間中、『八甲田山雪中行軍』が頭に浮かびましたよ。

と、展望台に向かう最後の登り道に倒木。
もちろん、雪に埋もれて。道幅ぴったりにとうせんぼするように倒れている。
「これ以上来るなというメッセージだろうか?」としばらく立ち止まりました。
事実、木が横倒しになっている、その登り口付近の50mくらいがいちばん
雪が深かったんですね。今まではある程度、道かガケかは斜面の高低さで
判断できたんですが、そこは平らになっていて判断が付かない。
脇に堀がありそうな感じもしまして、行こうかどうしようか迷いましたね・・・・・・。

足元を確認して、道を固めつつ、ゆっくり近づき、倒木を
「通らせてもらいますよ」とおことわりしながら、抜けて、登り口へ。

しばらく登ると、右手にドリーネ(あぶくま洞に繋がっている巨大鬼穴)への
案内板が見えてきます。が、雪のため、どこが道なのかまったくわからない。
なので、道に沿ってゆっくり左にカーブして展望台へ。

展望台はここも一面、白銀の世界でした。
パラグライダーの発進基地にもなる所ですから、突風がまともに吹き付けます。
叩きつける強風。飛んでくる雪が顔などにあたって痛い。冷たい。

展望台の根元まで雪に埋まっている状況。正直、途方にくれました。
「どこにあるのだ・・・・・・」

と、また陽が差してきまして、そちらの方向に首塚が!
数個の岩が半分雪に埋って並んでいました。
時間的には太陽が南中する頃合。
「太陽を正面に見るように首塚が建てられているのかー」と。
さえぎるものが何も無い。

手を合わせて、ご挨拶しました。
これこれこういうことをやらせて頂きますとご説明。

挨拶を終えて、いざ、帰ろうと振り返った瞬間、突然、雲がかき曇り、
猛吹雪に。これは帰れない・・・・・・。
そこで、もう一度向き直り、帰らせていただく旨を再度、ご挨拶。
「短い時間で申し訳ないのですが、帰らねばならないのです」
と、心のうちでおことわりすると、雲が晴れて、吹雪が止み、風が穏やかに。
「ありがとうございます」と言って、帰路を急ぎました。

ただ、帰り道、木立の中を、ジャジャッジャッと、
誰かが木々を避けながら僕と同じスピードで移動していたのと、
5~6m離れた後ろからザッザッザッザッと歩いてくるのが怖かったですね。

視界は良好で、何も無い・誰も居ない・小動物さえ居ないのは目視で
確認しているのですが、音だけ確実にしていましたよ。
これは怖かった。

が、さきほどの倒木を越すと、パタッと音が止んで、気配が消えました。
ホッとしました。ずっと付いてきたらどうしたものかと・・・・・・。
何の確証もありませんが、部下の人が見に来たのですかねー。
僕の受けた印象は、斥候、という感じですね。

ただ、ずっと斜面を降りていって、車が見えるところまで来たんですが、
フロントガラスから運転席と後部座席に誰か乗ってるのが見えまして、
いや、見えたような気がしたという事にしておきましょう。
ゾクッ!!
「もう乗ってる!! 先に来てる!!」
2人・・・・・・のような気がしたとだけ言っておきましょう。

帰って頂きましたが。

いやー、スゴかったですね。
行く前から正気の沙汰では無いと思っていましたが、雪を掻き分けている間中
本当に正気の沙汰では無いと感じました。
お勧めできません。というか、おやめ下さい。

「大多鬼丸さんが待っていらっしゃる」
という根拠の無い確信の下に行った僕は、
実際、不思議に助けて頂きながら、幸運にもお参りできただけで、
やっぱり、夏前後の良い気候条件で、もう一度伺おうと思いました。

この日から、難航していた『ヒムカ』姉さんの設定などが順調に
進み始めたのもまた事実。

今年からお姉ちゃん軍団をぜひ、よろしくお願い致します!!