原発の風を考える

昨年3月の原発事故では、風向きによって、線量被害に大きな違いが
出たことはみなさんもご存知でしょうが、ふりかえってみると、ふくしま姉魂の
住んでいる田村市も、自然条件で明暗が分かれてしまったと言えるかもしれません。

大滝根山(1192m)の写真です。山頂には航空自衛隊のレーダー基地があり、一説には原発爆発の映像のいくつかはここに備えていたカメラで中継されていたという話もあります。1号や3号時など。

 写真の向かって左側が田村市中央部、右側が浜通り側、見えない奥側(山の陰)が田村市北部から飯館村方面につながっていくんですが、3月中旬は丁度、左側からの風が、右側の浜風と山の上空でぶつかり、押し返すんですね。
それで、奥側の尾根沿いに風が通っていき、谷のような平野部が田村市北部→飯舘→福島市まで続いていく。地形的にみると、福島市→郡山市→県南に風が流れていったのではないかと。

季節的に言えば、4月に入ると、浜風が強くなり、左側に入って来るときもあるんですね。1ヶ月ズレていれば、ふくしま姉魂の住んでいる地域が緊急避難該当地域になっていた可能性もあったワケです。

本日12:00現在の空間線量測定結果は、
原発から北西へ約63kmの県北保健福祉事務所 0.53μSv/h
原発から西へ約60kmの郡山市役所 0.55 μSv/h

ちなみに、
原発から西へ約37kmのふくしま姉魂 居住地 0.12~0.16μSv/h

緊急事態における行動について、風向きと地形の要素を充分考慮
した対応が今後なされることを切に願います。



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